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理念とビジョン |

国立歴史博物館(以下、本館と略称)は、一九五五年に創設され、半世紀にわたる運営を経る中で、絶えず革新と変化を求め、自らを高めてまいりました。今日、本館は長年にわたる芸術文物面でのコレクション、教育の推進、学術研究と展示イベントの企画などの面で大きな成就をおさめ、各界からの賞賛と評価を集めております。これらの豊で着実な成果は、社会への還元を図るとともに、私たちの新たな局面を切り開き、永続的な発展を遂げる上での原動力となっています。

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空っぽの文物美術館

本館は開館当初、「文物美術館」の名を冠していました。しかし政府から交付された文物が到着していなかったことや、本館自身に文物を購入する経費がなかったことから、初期は展示物の多くが模型あるいは複製品で、一部では「真空館」と揶揄されるほどでした。

一九五六年の春、教育部は正式にかつて河南省立博物館に託していた「国立故宮中央博物館連合管理処」に代って台湾に運び込んだ三十八箱の文物、および日本が中国侵略戦争の時期にわが国から奪った文物五十一箱を「文物美術館」コレクションとして交付することを決定、これによって「文物美術館」はようやく自身のコレクションを擁するようになりました。この後、政府機関および社会の識者らより絶え間なく文物の寄贈を受けるようになり、現在本館が所蔵する文物は5万余点で、河南博物院の銅器や唐三彩などを基礎に、日本が戦後に返還した文物で政府機関から交付を受けたもの、毎年の予算で購入したもの、および公的機関あるいは個人から寄贈された物が中心です。包括する範囲は中国大陸の文物、台湾の文物、台湾原住民の文物および外国の文物など豊かな多面性を備えており、年代も石器時代から商・周・唐・宋・元・明・清の各王朝から近現代のものに及びます。

政府遷都後の博物館事業を開拓

本館は、中華民国中央政府が台北に遷都した後に成立した初めての公的な博物館で、台湾の博物館事業において特殊な地位を占めていることは言うまでもありません。開館以来、歴代館長のもと国際的な展示スペースの獲得に向けた努力が続けられ、わが国の博物館事業におけるチャンスと発展を生み出してきました。
対外的には、各国の博物館同士の文化交流イベントに参与し、対内的には、博物館の専門人材を育成してきました。また、全国的な博物館組織を再開することによって、わが国の博物館事業の発展を振興させようとしています。一九六四年、「中国博物館学会」が成立し、その宗旨を「博物館学術の研究、博物館事業に促進、博物館の教育機能の発揮、わが国のすぐれた伝統文化の発揚、国際文化交流の促進」と定めました。そして、本館初代館長の包遵彭先生を常務理事に、第二代館長の王宇清先生を秘書長にそれぞれ選出したことからも、本館が台湾博物館事業の推進と発展に果たした貢献の大きさを見て取ることができます。

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